四十九日の香典袋の水引の色は?表書きの書き方も!【宗派別】

こんにちは。法子です。

本日は「四十九日の香典袋の水引と表書き」についてのまとめ記事です。

石川県だと四十九日は黄色の水引が多く使われるのですが、これは一部の地域の風習らしく、他県の人に見せたらびっくりされます。

自分の常識が非常識ということもある仏事の風習。

しっかりと確認をして参加しましょうね。

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仏教の四十九日の水引について

さて、まずは香典袋を買いに行った時、どの香典袋を買えばいいのか?ということが大事になってきますよね。

まず、水引の結び方なのですが蝶結びではなく、結び切りを選びます。

まぁ基本的に弔事の香典袋で蝶結びは売っていないと思いますが…

結び切りは「二度とあってはならない・一度きりにしたい事柄」の時の水引の結び方になります。

そして、香典袋を買う時に1番気を付けなければならないのが「水引の色」になってきます。

上で書いたように地域で水引の色が変わったり、香典の金額でも水引の色が変わってくるので、しっかりチェックしていきましょう。

※ちなみに、どの宗派でも水引の色の決まりは一緒です。

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白黒の水引の香典袋

黒白(黒×白)の水引の香典袋は、金額が5000円以下くらいの時に使うものになります。

双銀の水引の香典袋

双銀(銀×銀)の水引の香典袋は、5000円よりも包む金額が多いときに使います。

黄色の水引の香典袋

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黄白(黄色×白)の水引の香典袋は、関西の一部の地域で使われます。

私が住んでいる石川県も使われているところがありますし(県内でも、他の地域はどうなのか微妙ですが…)、普通にコンビニなどでも売っています。

香典袋などの風習は素直に聞いてみよう!

こういった香典袋や仏事のしきたりというのは、地域差もあったり、その法要を取り仕切る人によってもルールが変わりがちになりますので、

「風習・しきたりが分からなくて当たり前」であり、知らないことは聞いてみることが大事になってきます。

葬儀や法要というのはそれを取りまとめている人が必ずいますので、そういった人に、負担にならないくらいにサラッと聞いてみるのが賢い方法です。

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仏教の四十九日の香典袋の表書きについて

次に、香典袋と言ったら大事になってくるのが「表書き」ですよね。

仏事は皆さんそれほど頻繁に経験する事ではなく、前回どうしたか?というのを忘れがちだったりします。

通夜・葬儀だと「御霊前」と書く宗派があったり、「御仏前」と書く宗派があったりと気をつけなくてはいけない所もあるのですが、実は

四十九日はどの宗派も全部「御仏前、もしくは御佛前」でOKです。

簡単!!覚えやすい!!これは有難いですね~

そして、どの宗派も「濃い墨」で字を書いてOKです!!

どんな宗派でも使える水引と表書きについて

水引は上でご紹介した、

・5000円以下の香典を包む場合は黒白の水引、

・5000円より多く香典を包む場合は双銀の水引、

・関西の一部では黄色の水引

が基本になるので覚えておいてください。

どのような宗派でも使える表書きとして、

・御香料

・御供物料

・御花料

・御香典

というものがあるといわれておりますが、葬儀屋の立場から話させて頂きますと、

御香料→お寺さんにお香(焼香する時の)を借りた時に渡すもの

御供物料→篭盛(果物盛や菓子盛・飲料盛など)をする時に別途渡すもの

っていうイメージがあるので、

「御仏前・御佛前」って書くのが間違いないのではないかと思います。

(´_ゝ`)bグッ

ちなみにどれを書く時も濃い墨で大丈夫だそうです。

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四十九日は仏教だけ!では他の宗教の場合香典はどうする?参考にどうぞ

・うちの親せきはキリスト教で葬儀をあげたけど、四十九日ってあるのかしら?

・うちの親せきは神社の神主だから神道だけど、四十九日ってあるのかな?

こういう方もいらっしゃるでしょう。

実は四十九日というのは仏教だけのものなので、キリスト教や神道の方は四十九日はありません。

そのかわり、四十九日に変わった法要のようなものがあります。

では、その時に香典はどうすればいいのでしょうか?

一つ一つ見ていきましょう。

キリスト教の場合

キリスト教では四十九日はありませんが、一か月目に「追悼ミサ」というものがあります。

(プロテスタントでは昇天記念日)

この集まりの時に香典を持っていきます。

白い封筒に入れ、水引はかけません。

表書きは

御花料、お花料、御供物料

等になります。

市販の袋で、

・キリスト教専用の十字架がついた「音花料」の袋や

・白い花の柄が描かれた袋

もありますので、そちらでも大丈夫です。

神道の場合

神道でも四十九日はなく50日目に五十日祭がありますので、香典はその時に持参します。

双銀の水引の香典袋を使います。

この香典袋ですが、蓮の花や蓮の葉の絵柄がついた袋は使えませんので注意が必要です。

(蓮の絵がついたものは仏教のものになります。)

表書きは

御玉串料、御神前料、御神撰料、御供物料

などになります。

まとめ

どうでしたか?

四十九日の香典袋のマナーについて本日はまとめてみました。

基本はもちろん抑えてありますが、こういった仏事や法要のマナーというのは地域差も結構ありますので、やはり「周りの人に聞いてみる」ということが大切になってきます。

聞けるときにサラッと聞くようにしてみて下さいね^^

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