セスキ炭酸ソーダはカビに効かない!?が、予防にはOK♪

得する人損する人の家事えもんでも紹介され、何かと話題の「セスキ炭酸ソーダ」。

カビ取り剤としても使えるのでは?と期待されていましたが、実はそれほど効果が発揮されません…。

なぜセスキ炭酸ソーダがカビに効かないのか?

カビ取りはどうするのが結局効果的なのか?

など、気になる点をまとめてみました。

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セスキ炭酸ソーダはカビに効かないのはなぜ?

セスキ炭酸ソーダは頑固なカビ取りにはあまり効果がありません。

その理由は何なのでしょう?

一般的なカビ取り剤はアルカリ性で、セスキ炭酸ソーダもアルカリ性…なのに何で効果が薄いの?というと、これは単純に洗剤の強さにあるのですね。

アルカリ性の強さが市販のカビ取り剤よりも弱いため、セスキ炭酸ソーダだと成分が弱すぎるというわけなんですね。

アルカリの強さで言うと、

重曹<セスキ炭酸ソーダ<炭酸ソーダ<過炭酸ナトリウム

のような順になります。

重曹よりはアルカリ成分が強いですが、そこまでアルカリ性も強くないのが現実です…

また、アルカリ性が強めの過炭酸ナトリウムのような酸素系の洗剤であっても効果が薄い場合があり、頑固な黒カビ取りには厳しいです。

そこで、やはりカビ取りに強いのは、界面活性剤入りの塩素系のカビ取り剤と言えます。

だから、市販のカビ取り剤といったら塩素系が多いのですね。

過炭酸ナトリウムで対処できるのもピンクのカビまでと言われています。(体験談記事を数記事読んでみたところ…)

小さいお子さんがいたりすると塩素系のカビ取り剤は使うのを控えたいところではありますが、カビを放置しておくのも体には良くないので、

塩素系の市販のカビ取り剤でカビを撃退!

してから、酸素系の洗剤でカビ予防!

が、一番いいのかな~と思います。

セスキ炭酸ソーダ以外でのカビ取り方法(酸素系)

塩素系のカビ取り剤の使い方は、商品の使い方に書いてありますので省くとして、

ここでは「それでも酸素系の洗剤でカビ取りしたい!」という方に、そのカビ取り方法をお伝えしますね!

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過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)でのカビ取り方法

酸素系の漂白剤で過炭酸ナトリウムというものがあり、酸素系では一番カビに効くと言われています。

界面活性剤が入っていないので安心して使用できる洗剤です。

しかしながら、たんぱく質を分解する働きがあるので、肌に直接触れないように、手袋をして作業しましょう。

また、水に反応するとガスも発生するので、換気しながら使ってくださいね!

 

↑こちらの過炭酸ナトリウムがおススメ。

まず、過炭酸ナトリウムをペースト状にします。

分量は

重曹1:過炭酸ナトリウム1:ぬるま湯0.5

で作ります。

ここで少し面倒くさいのが、10分ほど混ぜ続けないといけないという所です。

カンタンに混ぜただけでは溶け残りがでてきて、あまり効果が感じられないそうです。

頑張って混ぜましょう!

このペーストを気になるところに塗りつけて、効果を上げるためにペーパーを敷き、ラップでパックするといいです。

長時間放置した後に、ブラシなどでこすって洗い流せば完了です。

重曹が皮脂や石鹸かすの汚れを落とし、過炭酸ナトリウムがカビを根元から退治してくれます。

ですが、この方法は効いてもピンクカビまでとも言われています…。

消石灰と過炭酸ナトリウムの方が効果が高い。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

◎エマタ 消石灰 1kg
価格:205円(税込、送料別) (2017/9/12時点)

 

園芸店などで販売されている消石灰と過炭酸ナトリウムを使ってカビ取りする方法もあります。

こちらのものでペーストを作る場合は、

消石灰1:過炭酸ナトリウム4:ぬるま湯2

の割合で混ぜます。

こちらの方法はNHKのあさイチでも紹介されていた方法になります。

重曹を使ったペーストよりも、こちらの方が威力が高く、カビ取りには効果的です。

ただ、難点として粉が舞いやすいので、マスクなどで防塵対策をするのが良いでしょう。

ちなみに上の2つの方法では、ペーストを作ったらその場で使い切るようにしましょう。

作り置きは厳禁です。

ただ、やはり市販のカビ取り剤の方が強いということは覚えておきましょう…。

セスキ炭酸ソーダは予防には最適!

頑固な黒カビなどにはあまり効果を発揮しないセスキ炭酸ソーダですが、カビ予防にはもってこいです。

浴槽や床など、カビが生えてきそうな場所にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーし、ブラシでこすって流せば完了です。

これを日々繰り返すことでカビ予防になり、黒カビやピンク汚れさえ防いでくれます。

頑固なカビ取りには塩素系のカビ取り剤を使うしかないかもしれませんが、その後は体に優しいもので予防していきたい!という方には最適ですね^^

まとめ

今、巷で話題のセスキ炭酸ソーダはカビ取りにはあまり威力を発揮しません。

黒カビなどが取れるのは「市販の塩素系のカビ取り剤」と言えますが、その後の予防はセスキ炭酸ソーダが適していますので、上手く活用してみて下さいね^^

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