お葬式の靴に適しているのはシンプルな「内羽根」のストレートチップかプレーントゥと言われています。
ただ、内羽根と外羽根の違いがよく分からないんですけど…!?という方、いらっしゃいませんか?
私は靴について調べていて、内羽根と外羽根の画像を見比べながら思っていたこと。
「内羽根と外羽根、何が違うか全然わからない…(゚д゚)」
10分くらい見比べながら、説明文を読みながら、やっと理解できました。苦笑
この記事は私のように内羽根・外羽根の小さな違いがよく分からないと悩んでいる方に詳しい説明をしようと書かせて頂きました。
この記事に書かれていること
まず、内羽根・外羽根の画像を見比べてみる
まず、内羽根と外羽根の靴の画像を見比べてみて下さい。
今回はLondon Shoe Makeさんから画像をお借りしました。
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違いがなんとなく分かりましたか?
まぁ見比べれば何となく違うのは分かるけれど、具体的に何が違うのかイマイチはっきり言えない…という方はこの先を読み進めていってくださいね。
他のサイト等を見ていると、この内羽根と外羽根の違いは、
・内羽根
鳩目(靴ひもを通す穴)が甲の部分と合わさっている、もしくは甲より前の部分に鳩目が入り込んでいる革靴のこと
・外羽根
鳩目が甲の部分と合わさっていなくて、甲の前の部分に乗っている革靴のこと
だそうです。
…もう一度画像を見てみましょうか。
…何言ってるかさっぱりわからなくないですか(゚д゚)
こんな難しい言い方じゃなくてもっと簡単にいきましょう!
法子が理解した「内羽根と外羽根の違い」
内羽根と外羽根の意味が上の説明だけではわからなかった私は、いくつも内羽根と外羽根の画像を見てみました。
そして、やっと明確な違いが分かったのです。
内羽根と外羽根の違いが簡単に分かるのはココ。
丸部分のところがくっついてるか、くっついていないか。
革がくっついているのが内羽根、革がくっついていなくて外からかぶさっているものが外羽根ってことでした。
ここを見れば一目瞭然ってことです!
コレが分かった時はとてもスッキリしました(笑)
内羽根と外羽根の由来と特徴
内羽根と外羽根の違いが分かったところで、その由来と靴の特徴を見ていきましょう。
内羽根の由来と特徴
英国の王室が発祥の場所とされており、輝かしい時代を作ったヴィクトリア女王の夫のアルバート公が内羽根式のミドルブーツを考案しました。
見た目が上品なので、フォーマルな場面や室内での執務の革靴として広まりました。
今では、その清楚で上品な印象から、結婚式やお葬式、会社の式辞などのフォーマルな場所で履かれます。
1足持っておくととても便利な靴になります。
しかし、羽根の部分があまり開かないので、締め付けの調整がしづらいところがあります。
外羽根の由来と特徴
外羽根の靴はプロシアの陸軍元帥が編み出し、ナポレオン最後の戦いで有名な「ワーテルローの戦い」で使用され、広まりました。
羽根の部分が開くので、着脱がカンタンで、締め付けの調節がしやすいです。
履き心地が良いので、外回りの営業の方や、1日中歩き回る方、着脱の機会が多い方に最適です。
フォーマルの場というより、どちらかというとカジュアルな場で履かれます。
まとめ
お葬式の場に適しているのはフォーマルな場面で履かれる「内羽根」です。
これを踏まえたうえで靴を探してみて下さいね^^