意外と知らないお葬式の靴【男性編】ローファーやウィングチップはNGです!

意外と見られているお葬式の靴。

せっかくお参りに行ったのに「こんな靴を履くなんて非常識だ」と言われたら悲しいですよね。

そんな事態を防ぐために、今日は男性のお葬式の靴についてまとめてみました。

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男性がお葬式に履いていっていい靴とは

男性がお葬式に履いていっていい基本的な靴は、

・内羽根式

・ストレートチップまたはプレーントゥのもの

です。

靴に詳しい方は「へ~そうなんだ」とすぐ理解できるかもしれませんが、靴に詳しくない方は難しいのではないでしょうか?

内羽根式?ストレートチップ??プレーントゥ???

と、専門用語のオンパレードで(゚д゚)こんな顔になっているかもしれません。

1つ1つ画像を使って詳しく解説していきますね。

ちなみに画像はLondon Shoe Makeさんのサイトのものを参考に使わせて頂きました。

 

内羽根式とは

まず、内羽根式とはどんなものかについて。

内羽根式と外羽根式の画像を見比べてみましょう。

なんとなく違いが分かりますか?

この上の画像の丸の部分が靴にくっついているか?いないか?が内羽根式と外羽根式の違いになります。

くっついているものが内羽根式、くっついておらず、外から別の革がかぶさっているのが外羽根式になります。

お葬式ではここがくっついている内羽根式を選びましょう。

ストレートチップとは

ストレートチップとは靴のつま先のこの部分です。

ストレートに線が入っていますよね。

このデザインがストレートチップになります。

プレーントゥとは

プレーントゥとは飾りがなくツルンとしたつま先の靴になります。

上の画像のようなものですね。

「お葬式は落ち着いたデザインのものを身に着ける」が基本になります。

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男性のお葬式の靴としてNGなものは?

上の章まではお葬式に履いていける靴に関しての記事でしたが、ここからはNGな靴について解説していきます。

ローファーはNGです!

まずはローファーです。

学生の頃よく履いていたという方も多いのではないでしょうか。

よく調べるまで、私はローファーはむしろとてもフォーマルなものだと思っていました。

しかし、ローファーの語源のLoafは「フラフラする・怠け者」という意味です。

確かによく考えると男性の普通の靴よりも靴紐もなく履きやすいですよね。

ローファーは革靴の中でカジュアルな部類に入り、NGとなります。

デザイン性が高い「ウィングチップ」

デザイン性が高く、遊び心のあるウィングチップ。

つま先の部分がWの形になっているものですね。

こちらはパーティーなどの慶事では履いてもOKですが、お葬式には華やかで不向きです。

飾り穴の付いたもの

飾り穴の付いたものも華やかでカジュアルなので、お葬式には向きません。

外羽根式のもの

内羽根式がお葬式では基本なので、外羽根式はNGという事ですね。

アニマル柄・スエード素材・型押しのもの

アニマル柄やスエード素材は殺生をイメージさせるのでお葬式に履いていくには不向きです。

型押しでもワニ柄など色々ありますが、基本的にはカジュアルになってしまうので、お葬式には履かないほうがいいでしょう。

お葬式の靴の色

お葬式に履く靴は黒です。

黒の礼服、黒い靴が並ぶお葬式の中に茶色や他の色の靴を履いていくと大変目立ちます。

そもそも、服装に合いません。

お葬式は黒の靴、と心に刻んでおきましょう。

まとめ

以上が男性がお葬式で履いて良い靴・NGな靴のまとめになります。

色々禁止事項があるようにも感じてしまうかもしれないけれど、基本は「シンプルで派手でないこと」だと抑えておけばOKです。

内羽根式のストレートチップは弔事でも慶事でも使える格の高いものなので、1つ持っておくと重宝します。

マナーを心得て、心を込めてお参りしてくださいね。

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コメント

  1. saitamachine より:

    内羽根式ストレートチップが一番フォーマルではありますが、
    外羽根式プレーントウがNGとは言えません。

  2. より:

    モンクはその発祥起源から葬式でもOK
    日本でその認識がどの程度一般的かはわからないけれど・・・

    モンクはいていくと、黒のひも靴一辺倒の中でも
    すぐに自分の靴を見分けられるという利点もあったりする