兼六園の料金はいくら?入場無料&お得に入る方法3選!

「金沢に観光に行きたい!」という方に是非訪れて頂きたいのが「兼六園」です。

有名な徽軫灯籠(ことじとうろう)や、日本最古の噴水など、見どころ沢山。

冬は雪吊も非常に風流です。

そんな兼六園の料金なのですが、実は条件によっては無料になったり、お得に観光できたりするのです。

私は石川県在住で、近くなので実際に行って来て調べてきましたので、兼六園を楽しみながらお得に入場したいという方はこの記事を読み進めていってくださいね。

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兼六園の基本的な入園料金は?

兼六園の入園料は、

個人→大人が310円、小人が100円です。

団体→大人が250円、小人が80円となります。

団体は30人以上の場合適用となり、小人は6~17歳の子のことを言います。

兼六園の料金所は7つの門の近くにあります。

大体、料金所のところに立札があり、値段が書いてあるので、迷わずに支払うことができます。

兼六園入場料金が無料になる人の条件

兼六園の入園料金が無料になる対象の人がいます。

入園料が免除になる人とはどんな人なのか?詳しく見ていきましょう。

65歳以上の人

※運転免許証・保険証等で年齢の証明が必要になります。(コピーでも可)

障がい者

※身体障害者手帳、精神障害保健福祉手帳、療育手帳の提示が必要になります。

(障がい者の介護者1人も入園料が免除になります。)

学校行事

小学校・中学校・特別支援学校(特別支援学校は高等部を含む)の行事で、「兼六園入園願」、「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓入館願」を学校長名で1週間前までに提出すれば入場料金 が免除となります。

生活保護施設、身体障害者更生養護施設、児童福祉施設または老人福祉施設に入所している人。

※ただし、その旨を証明するものを持っている方のみ。

兼六園の県民観賞の日(毎週土・日曜)

石川県民で入園時に「自動車運転免許証・身分証明書・健康保険証・健康手帳等、石川県民であることが確認できるもの」を持っている人

以上が、入場料が無料になる人の条件です。

料金を払ったらこんな券が貰えます。

ちなみに、兼六園はこの券を持っていれば出入りが1日間自由です。

1度兼六園から出て、再度兼六園に戻ってきたいという場合はこの券をなくさないように注意しましょう。

この券を料金所の方に見せればOKです。

ちなみに、この料金は、

3月1日~10月15日→7:00~18:00

10月16日~2月末日→8:00~17:00

この時間に入場した場合です。

そして、実は早朝は無料開放しています。

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早朝無料開放の時間は?

兼六園の早朝無料開放の時間は

3月1日~3月31日→5:00~通常開園の15分前まで

4月1日~8月31日→4:00~通常開園の15分前まで

9月1日~10月31日→5:00~通常開園の15分前まで

11月1日~2月末日→6:00~通常開園の15分前まで

と、なっております。

夏は朝早くから入れますのでゆっくり見られますね。

まぁ11月~2月の6:00から入っても7:45までは兼六園にいれます。

兼六園は1時間半ほどで見て回れますので、6:00から入れば朝の兼六園を堪能できると思います。

早朝の無料開放に入れる門は2つ

兼六園には7つの門がありますが、早朝に開いている門は2つだけなので、注意しましょう。

早朝無料開放時に開いている門は「蓮池門(れんちもん)」・「随身坂口(ずいじんざかぐち)」の2つです。

蓮池門の場所は?

石川城址公園の石川門の道路をまっすぐ行くとあります。

↑金沢城の石川門

蓮池門はこんな門です↓

随身坂口の門の場所は?

金沢神社の近くにある門です

随身坂口の門はこんな門です↓

兼六園は広いので、迷わないようにしてくださいね!

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兼六園が無料開放になる日って?

兼六園は特別な期間など、無料開放されることがあります。

・12月31日~1月3日までの年末年始。

大晦日~元旦にかけては夜も開放されています。

・桜が見頃の1週間。

桜の開花の時期によって毎年変わりますが、大体3月末~4月中旬の間に兼六園の桜は開花しています。

その間の1週間くらいが無料開放されますので、3月末近くに、無料開放の情報をチェックするといいでしょう。

・金沢百万石まつりの3日間。

例年6月の第1金・土・日曜日に開催されます。

・8月14日~16日までのお盆の期間。

・文化の日(11月3日)。

・定期的に行われている「金沢城・兼六園ライトアップ」の時は入場料が無料になります。

桜の開花やライトアップ、とても綺麗でしょうね。

綺麗な上に無料なんて有難いですね。

兼六園にお得に入る方法

兼六園の料金所でお金を支払う時、こんなチラシが横に置いてあったので持ってきました。

「兼六園+1利用券」というらしいです。

兼六園と近くの文化施設(1施設のみ)に入れるようになる券で、500円で売っています。

(30名以上の団体だと400円です。)

兼六園の入場料が310円で、他の施設の入場料も300円前後になっていますので、100円くらいはお得に入れるようになる印象です。

兼六園に行って、近くの他の施設にも行く予定がある方はこの券を利用するといいですよ^^

ちなみにこの兼六園+1利用券が使える文化施設は、以下の7施設です。

①兼六園

住所:石川県金沢市兼六町1

日本三大庭園の一つ。

庭園で数ある灯篭の中でも、灯篭の下が2股になっている「ことじとうろう」は大変珍しく、兼六園の1番の撮影スポットにもなっています。

日本最古の噴水も見られます。

長い年月をかけて育った木々や池、整えられた砂利道…

庭園全体に品が感じられる金沢屈指の観光スポットです。

②金沢城公園(菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門)

住所:石川県金沢市丸の内1番1号

加賀百万石のシンボルでもある金沢城です。

金沢城は天正11年に前田利家が本格的に建城を始めて明治2年まで加賀前田藩の居城として置かれました。

度重なる火事で、石川門と三十間長屋以外は全て消失してしまいましたが、熟練の宮大工が、昔のままに菱櫓や五十間長屋などを再現し、今の金沢城になっています。

石川門や三十間長屋長屋は国の重要文化財に指定されています。

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③石川四高記念文化交流館

住所:石川県金沢市広坂2丁目2−5

1894年に、日本で初めて高等中学校というものが開設された時に、建ったのが

第一高等中学校(東京)

第二高等中学校(仙台)

第三高等中学校(京都)

第四高等中学校(金沢)

第五高等中学校(熊本)

と、一~五の数字がついたものでした。

金沢は四高だったため、この名前をとり、四高と四高生を育んだ風土と時代を知るための展示空間として、解放されています。

④石川県立美術館

住所:石川県金沢市出羽町2−1

石川県や加賀前田家ゆかりの古美術品・石川県にゆかりのある作家を中心とした

日本画・油彩画・彫刻・工芸品

を展示している美術館です。

加賀蒔絵や大名道具、九谷焼など大変見ごたえがあります。

中には人間国宝の方の作品もあり、美術品好きにはたまらない場所です。

⑤石川県立歴史博物館

住所:石川県金沢市出羽町3−1

おもに石川県の歴史を扱う博物館。

旧石器時代から近現代までの石川県の歴史に関する所蔵品や、繊維産業など、石川県にかかわりの深い近世・近代の科学技術を解説してあります。

また、江戸の暮らしや伝統工芸品に関する展示も行われています。

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⑥加賀本多博物館

住所:石川県金沢市出羽町3−1

江戸時代前期に900人ほどの家臣を抱えていた加賀本多家。

本多家の家臣家の由緒帳や、下屋敷を描いた絵図、刀や指物など、さまざまな資料を見られる博物館です。

⑦石川県立伝統産業工芸館

住所:石川県金沢市兼六町1−1

・着物などの衣料に関係する工芸品

・食器や茶道具などの食にまつわる工芸品

・表具・鋤・鍬・竿・火鉢などの、くらしにまつわる工芸品

・冠婚葬祭に関する工芸品

・玩具や釣り道具などの工芸品

・楽器を中心に音にまつわる工芸品。

・花火や提灯等、祭にかかわる工芸品

等…

石川県の風土に深く根差した工芸品の数々が見られる工芸館です。

どれも兼六園から歩いて行ける距離にあります。

①~⑦の施設の場所↓

私的には金沢城へ行ってみるのがおススメです。

私が兼六園を訪れてみると、こんな看板が!

金沢城・兼六園~四季物語 夏の段~

「ホタル観賞会」

というものが行われたりするようです。

19:30~21:00と夜に行われるもののようですね。

(後で調べてみたら、これもライトアップの催しものの一つらしいです。)

入園料が無料になっていますから、こういうイベントの時に行くのもいいですね。

ちなみに入退園は蓮池門からだけ受け付けているようなので、そういう所もチェックしていきましょうね。

まとめ

兼六園の基本的な入場料は大人310円、小人100円です。

他、団体割引があります。

早朝無料開放、無料開放される日があります。

また、兼六園が無料で使える対象の人もいます。

兼六園+1利用券というものがあるので、他の文化施設に行かれる方はそちらを利用するとお得です。

兼六園の入場料金は色々な条件で変わってきますので、自分がどの条件に当てはまるか?チェックしてみて下さいね!

普通に払っても310円とお安いので入りやすいですよ^^

是非、兼六園を楽しんできてくださいね。

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