七五三やお宮参り、厄払い等でよく聞く「初穂料」ですが、初穂料のもともとの意味は何なのでしょうか?
そしてその読み方とは?
本日はまず初穂料の読み方、そして初穂のもともとの意味から今現在使われる初穂料についてお話ししていきます。
この記事に書かれていること
初穂料の読み方は?御初穂料の読み方は?
まず気になっている方が多いと思うのですが、初穂料の読み方は「はつほりょう」といいます。
また、初穂料に「御」をつけた「御初穂料」という言葉もあります。この「御初穂料」の読み方は「おんはつほりょう」といいます。
ちなみに私は初穂料を良く知らない時は「しょほりょう」と呼んでいましたし、その後「御初穂料」を見た時は「おはつほりょう」だと思っていました…。ほぼ読み違い(笑)
かつて初穂料を渡す機会があった時に、神主さんの前でその読み方の話に触れなくてよかったです。
初穂料の意味は?
初穂料というのは神社に参拝したときに祈祷料としてお渡しするもののことをいいます。
かつては祈祷等のお礼として、その年に初めてとれた農作物を神社に捧げるもの、もしくはその1年が豊作で幸せに暮らせますようにと言う意味を含めて捧げられるもののことを「初穂(はつほ)」と呼んでいました。
それが時代とともに農作物の種類が増え、ときには魚などその年1番初めにとれた「はつもの」などが納められるようにもなりました。
現在ではそのような農作物等の代わりにお金を納めるという形になっているので「初穂料」と言う言葉になっております。
初穂料はどんな時に渡すの?
初穂料は厄払いや安産祈願、お宮参り、七五三、地鎮祭など、祈祷してもらう時に出すのが一般的です。
様々な場面で初穂料は出てきますので、覚えておくと良いでしょう。
まとめ
初穂料の読み方は「はつほりょう」。
御がつくと「おんはつほりょう」と呼びます。
初穂料というのは神社に祈祷などをお願いしたお礼として、その年初めて獲れた農作物等を納めるもののことをもともと「はつほ」と言って、現在では農作物の代わりにお金という形で初穂料をお渡ししています。
初穂料は様々な場面で使われて、安産祈願やお宮参り、七五三、地鎮祭、厄払いなど様々な場面で出てきます。
ぜひ覚えておいてくださいね。
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