安産祈願やお宮参りなど、神社で祈祷のお礼としてお渡しする「初穂料」ですが、初穂料は新札でないとだめなのでしょうか?
新札がどうしても用意できない時はどんな手段があるのでしょうか?
また、初穂料のお札の入れ方についてもお話しさせていただきます。
初穂料は新札でないとダメなのか?
初穂料はできるだけ新札を用意したほうがいいです。
なぜなら、初穂料は神社の神様に捧げるものなので、できるだけ心配りをした方が良いからです。
しかしながら、初穂料の準備を金曜日の深夜にしたり、なかなか新札が手に入らない場合もございます。
そういった場合は、必ずしも新札でなくても大丈夫です。
多少折り目が入っていたりしていても大丈夫ですが、あまりにもボロボロのお札などは控えるようにしましょう。
どうしても新札のようなものを用意したいという場合はアイロンでお札をピンとする方法もあります。
以下にその方法を記述しておきましたので、お札を伸ばしたい方がは参考にされてくださいね。
お札をアイロンでまっすぐに!
ここでは、お札をアイロンでまっすぐにする方法についてお伝えします。
お札のシワをアイロンで伸ばしてまっすぐにするには、
①まず霧吹きでお札の表面を軽く濡らします。
②次に、アイロンを低温にしてあててお札を伸ばします。
(お札のキラキラ光っている部分はアイロンをかけないようにしましょう)
たったこれだけでお札のシワが伸びますのでぜひ試してみてくださいね。
お札のシワが完全に伸びなくても、初穂料として少しでもきれいなお札を渡したいという気持ちは神様には伝わると思います。
初穂料のお札の入れ方は?
初穂料のお札の入れ方は、表から見て肖像が見える方向、そしてお札を出すとすぐに肖像が出てくるような方向で入れます。
初穂料ののし袋は、中袋ありのもの、中袋なしのものがありますが、基本的に表から見て肖像が見える方向で入れるのが正しい方向となります。
まとめ
初穂料のお札はできるだけ新札がいいです。
しかしながら新札がどうしても用意できないという場合は、多少折り目が入っていても大丈夫です。
できるだけシワを伸ばして入れるようにしましょう。
またアイロンでシワを伸ばす方法もありますので、どうしても気になる方は試してみてくださいね。
お札は表から見て肖像が見える、お札を出したらすぐに肖像が出てくる方向で入れるようにしましょう。
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