通夜が始まる時間帯は?どれくらい時間がかかるの?葬儀屋女子が教えます

こんにちは。葬儀屋に勤める法子です。

昔は通夜は近親者で過ごし、葬儀の日に一般の方にご参列して頂くというものでしたが、最近では仕事終わりでも行けるお通夜の方に参列する方が多いですね。

初めてお通夜に行くときに気になるのが、

・一体何時から始まるのか?

・どれくらいの時間がかかるのか?

・お通夜ってどんな流れなの?

・遅れて行っても大丈夫?

など、いろいろな疑問点があると思います。

本日の記事ではそんな疑問点を解消できるように詳しくまとめてみました。

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この記事の流れ

まずはこの記事の流れについて簡単にご説明します。

1、お通夜が始まる時間帯は?

2、お通夜の流れは?

3、お通夜の時間は大体どれぐらいかかるの?

4、お通夜に遅れても大丈夫?

5、通夜振る舞いって残らなきゃいけないの?マナーもご紹介!

このような流れでご説明させていただきます。

それでは行ってみましょう!

(1)通夜が始まる時間帯は?

まず通夜が始まる時間帯なんですが、大体18時開式、もしくは19時開式のところが多いです。

しかしながら、少人数で行うお通夜の場合は17時開式があったり、お寺さんの都合で20時開式になったり、色々なケースがあります。

大体は18時もしくは19時にお通夜を開始する場合がほとんどです。

(2)通夜の具体的な流れは?

ここでは通夜の時に参列者が行うべき具体的な流れについて見ていきます。

まず式場に入る時間ですが、開式の15分前までには式場に入るようにしましょう。

式場に入ったら、まず受付に行って香典を渡します。

この時、受付の方ににお悔やみのご挨拶をするようにしましょう。

その後、喪主さんやご親族・知り合いの方にお悔やみのご挨拶をしに行き、祭壇前でお焼香をします。

(この時にお焼香をしない場合もあります。例えば、通夜の最後にお焼香する地域の場合は、先にお焼香しなくても大丈夫、等。色々な地域があります。)

時間になり開式したら、まず僧侶が入場します。

そして僧侶様のお勤めが始まって、それが終わった後に法話またはお説教があります。

その後、僧侶様が退席されて、喪主もしくは親族代表の方から会葬者の方へ挨拶があり、その後閉式となります。

閉式後に通夜振る舞いに出席し、その後に帰るという流れが一般的です。

しかしながら、通夜振る舞いがない地域もあります。

(私の地域も、通夜振る舞いは親族のみに声をかける形にしています)

(3)通夜はどれくらいの時間がかかるものなの?

このお通夜の時間というのは、僧侶様のお勤め、法話、親族代表挨拶などで大体1時間位かかります。

そして通夜振る舞いに参加する場合は+30分ぐらい時間を見ておくと良いでしょう。

大体1時間半ぐらい見ておけば良いかと思います。

通夜振る舞いがない場合は、1時間位で終わると考えておけばいいでしょう。

しかしながら、お通夜の長さはお寺さんによって全然変わります。

話し好きな方でしたら法話が長引いたり、地域によっては御法話代をとって長くお話しするお寺さんもいらっしゃいます。

本当に通夜・葬儀と言うのは地域性が高いので、一概には言えませんが、お通夜の時間は大体1時間から2時間位で終わるのが通常だと思います。

他には、葬儀会館などがなく、自宅でお通夜を行っている地域の場合、僧侶様のお勤めは大体1時間ほどで、その後はずっと誰かいるから、いつお参りに行っても大丈夫という地域もあります。

何時間ぐらいかかるかは、その地域によっても変わるので、知り合いがいらっしゃる場合はその方に聞いてみるのが1番かと思います。

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(4)通夜振る舞いのマナー、長居は禁物?

上で、通夜振る舞いに出席する地域と出席しない地域があると書きましたが、「通夜振舞いに残って欲しい」とご遺族に言われたら基本的に残るようにしましょう。

遠慮して断るのが良いことではありません。

通夜振舞いに招待された場合は、少しだけ食べ物に手をつけます。

お通夜の席ですのでそんなに食欲がない方も多いかもしれません。

そんな場合は、お茶や飲み物に手をつけるだけでも良いですし、少しだけ食事に手をつけるような形で、通夜振舞いに参加しましょう。

ちなみに通夜振舞いでは長居は無用です。

遺族の方は翌日のお葬式があり、準備などをしなくてはいけないことが多いので、あまり長居はしないようにしましょう。

大体30分、長くて1時間ほどで帰るようにしましょう。

(5)通夜は遅れて行っても大丈夫?

仕事の関係などで、通夜の開始までにどうしても入れないということもありますよね。

私も仕事中にお客様を拝見しておりますと、通夜が開式してから訪れる方も数人いらっしゃいます。

その方は、式場の後ろのほうに座られています。

このように、お参りしたいという気持ちを伝えることが1番大事ですので、多少遅れても大丈夫です。

ご遺族の負担がない時間に参列できるように心がければ問題ないでしょう。

地域によって差異があります

ここまで色々とお通夜の時間と流れについてお話してきましたが、正直、通夜・葬儀の流れ等は地域によって差異があるものです。

上で書いた時間よりも早くお通夜が終わるところ、もっと長くお通夜をするところもあるでしょう。

その地域の通夜・葬儀の事は意外とその地域の人に聞いた方が詳しくわかることが多いので、初めて通夜に参列する方などは、周りの経験者の方に聞くようにしてみましょう。

まとめ

本日は、お通夜の開式の時間帯や、どれくらい時間がかかるものなのか?ということについてまとめさせていただきました。

一般的にはお通夜は18時開式、もしくは19時開式が多く、1時間から1時間半位でお通夜が終わることが多いです。

ご参考になれば嬉しいです。

最後までお読み下さり有難うございました。

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