香典の書き方!表書きの宗派別の書き方は?「御霊前」最強説!

こんにちは葬儀屋に勤める紀子です。

突然ですが香典の書き方って分かりにくいことが多いですよね。

特に香典の表書きっていうのはどうすればいいの?と悩みがちなものだと思います。

例えば「御霊前」だったり「御香典」だったり、「御香料」だったり、「御花料」だったり…

一体何を書けばいいの?というのは、普通の生活をしている人はわからないことだと思います。

(私が葬儀屋に勤める前も全然わかりませんでした…。)

本日はそんな表書きの上のほうの書き方になります。

ちなみに個人的な思いを言うと「御霊前が最強!」だと思っています。

また、表書きの名前の書き方を知りたいという方は以下のページが参考になると思うので、見てみてくださいね。

>>香典の書き方【会社関係編】徹底解説!通夜・葬儀時です

>>香典の書き方!夫婦連名や旧姓を書きたい場合は?夫が出張で代理参列時は?

それでは詳しい説明に移っていきましょう。

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早わかり!香典の表書きの書き方は「御霊前が最強」!

香典の表書きはなんと書けば良いのでしょうか?

私が本日覚えていって頂きたいのは3つの表書きです。

・御霊前

・御香典

・御花料

この3つです。

御霊前はほぼほとんどの宗派で使えます。

仏教・キリスト教・神式など。

この後詳しく説明していきますが、宗派によっては対応していないものもありますが、

事前に宗派が分からない場合はどの宗派も「御霊前」でOK!

という、反則技のような理屈があります。

お参りに行く時に事前にその方の宗派を知ることができるでしょうか?

分からずにお参りすることがほとんどですよね?

ということは、「御霊前」だけ覚えればいいじゃないか!と、色々調べていて結局思い至った法子なのです。

あとは、仏教であれば全ての宗派が「御香典」に対応しています。

また、キリスト教は「御花料」が対応しています。

より詳しい話は以下でしていきますが、この記事で覚えておいてほしいのは上記のことです。

ご遺族や故人に失礼がない表書きをなんでもいいから知りたい!とお急ぎの方はここで読むのを終わりにしてもOKです。

より詳しい説明を読みたい方は読み進めていってくださいね。

ちなみに、それぞれの宗派の不祝儀袋の表書き(通夜・葬儀時)を一覧で表にしてみましたので、必要でしたらご確認ください。

曹洞宗 御仏前(御佛前)、御香典(御香奠)、御香料、御香資
浄土真宗 御仏前(御佛前)、御香典(御香奠)、御香料、御香資
上記以外の仏教の宗派 御霊前、御香典(御香奠)、御香料、御香資
キリスト教(カトリック) 御霊前、御花料
キリスト教(プロテスタント) 御花料
神道 御霊前、御玉串料、御榊料
宗派が分からない場合 御霊前

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「御霊前」という表書きについて

上でも書きましたが、私は香典の表書きなら「御霊前」を覚えておくのが1番いいと思います。

「御霊前」はほとんどの宗派で使える言葉だからです。

御霊前が使えないのは、

・浄土真宗

・曹洞宗

・キリスト教のプロテスタント

この3つくらいです。

え!対応してない宗派あるんじゃん!と、あなたは思ったかもしれません。

でも、待ってください。

対応していない宗派もありますが、お参りする側がその人の宗派がわからない場合は「御霊前」を使っても大丈夫なのです。←最強ですよね。

基本的にはお参りする側がその人の信仰している宗教をわかる事はほとんどないので、私的には「御霊前」だけちゃんと覚えておけば大丈夫なのではないかと思います。

「御香典」は仏教なら全て使える

(御香典は正しい表書きは「御香奠」です。)

「御霊前」はどの宗派でも使えますが、「御香典」はキリスト教や、神道などでは使えません。

ただ、「御香典」は仏教の場合、何にでも使える表書きになるので、相手方が仏教だと分かっていれば、ご香典も良いでしょう。

御霊前が使えない浄土真宗や、曹洞宗でも「御香典」は使えます。

御香典も比較的使いやすい表書きといえます。

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浄土真宗と曹洞宗のときのお香典の書き方は?

上で、浄土真宗と曹洞宗の場合は御霊前とは書けないと書きましたが、どういった表書きにすれば良いのでしょうか?

その理由についてもお教えします。

まず上でも書きましたが「御香典」というのは仏教全般で使えますので、浄土真宗・曹洞宗の場合も「御香典」でもOKです。

そしてご霊前を使えないと言う意味ですが、浄土真宗の場合は亡くなったらすぐにお浄土へ行き仏になるという考えですので、霊体でいる期間がありません。

すでに仏になっているので「御仏前」もしくは「御佛前」と書きます。

他の宗派では49日の間はまだ仏にはなっていないと考えられているので、「御霊前」という表書きが通夜・葬儀では使われます。

また、曹洞宗は禅宗なので、ご霊前という考え方は持ちません。

教えの中に極楽浄土という場所はないとされているので、成仏されるまでの期間もないとされ、ここでの表書きには「御仏前」もしくは「御佛前」を使います。

まとめると、

曹洞宗と浄土真宗なら「御香典」がベスト!

宗派が分からないとして「御霊前」でもOK!

ということになります。

仏教での他の表書きは?

上では御霊前、ご香典、御仏前に関して書かせていただきましたが他の表書きはあるのでしょうか?

他の表書きとしたら、「御香料」や「御香資」というものがあります。

これは、中立的な表現で用いられるので、ご香典と同じく仏教であれば何にでも使えると言われています。

ただ、正直私の職場では「ご香料」と言うと、お寺さんにお焼香のための抹香を借りた時に払うお金のことを指し、「御香料」と書かれると少し違和感があります。

色々な考え方がありますが、例えば仏教と言うことが分かっているのであれば、「御香典」の方が他の方にわかりやすいのではないかと私は思います。

(個人的な考え方かもしれないのでお許しください。また、葬儀関連の知識というのは地域性が強い場合もありますので、御香料が一般的な地区もあるかもしれません。その場合はその地区の風習に合わせるようにしてくださいね。)

キリスト教の香典の表書きは?

キリスト教の場合の香典の書き方は、「御霊前」もしくは「御花料」と言うものがあります。

カトリックであれば「御霊前」を許容していますが、プロテスタントは否定しているとも言われています。

しかしながら、お参りする前にカトリックかプロテスタントかを事前に把握することは難しいので、心配な方は「御花料」と書くのが適しているでしょう。

御花料であればキリスト教どちらでも対応しています。

ちなみに香典袋で、蓮の花が印刷されているものは仏教用ですので、キリスト教の香典袋には適さないので、気をつけましょう。

その人がキリスト教かどうかというのは、お参りするまでは分からない可能性もありますが、例えば葬儀が開かれる場所が、教会などの場合はキリスト教を信仰していたんだということがわかります。

普通の葬儀式場で行われる場合はなかなか事前に宗派を特定するのは難しいかもしれません…。

やはり宗派がわからない場合は御霊前が1番適していると思いますので、「御霊前」と書くのが無難ではないかと思います。

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神道(神式)の香典の表書きは

神道での香典の表書きの書き方は「御霊前」、「御玉串料」、「御榊料」が使われます。

ちなみにこの時の香典袋は、蓮の花が印刷されていないものを使いましょう。

蓮の花が印刷されているものは仏教の香典袋になりますのでそれ以外を使うようにしましょう。

まとめ

今回は香典の表書きの書き方についてまとめさせていただきました。

結果としては、まず「御霊前」が使いやすいという事と、仏教では「御香典」が1番使いやすいと言えるでしょう。

少しまとめると、

・「御霊前」はほとんどの宗派で使えるが、浄土真宗・曹洞宗・キリスト教のプロテスタントでは使われない。

しかしながら、お参り前にどの宗派を信仰しているかは分からないのでその場合は「御霊前」でOK。

・「御香典(正しくは御香奠)」は仏教であれば全般で使えるが、キリスト教・神道ではNG。

「御香資」、「御香料」も中立的で仏教全般で使えるが、「御香典」の方がポピュラー。

・キリスト教ではカトリックなら「御霊前」でOK。

プロテスタントでは「御霊前」はNG。

どちらのキリスト教でも使えるのは「御花料」。

・神道では「御霊前」、「御玉串料」、「御榊料」が使える。

このような表書きになります。

ちなみに、ここでは表書きの上のほうのものだけで、名前の書き方等は触れていません。

名前の書き方については以下のページに詳しく記してあるので、そちらを参考にしてください。

>>香典の書き方【会社関係編】徹底解説!通夜・葬儀時です

>>香典の書き方!夫婦連名や旧姓を書きたい場合は?夫が出張で代理参列時は?

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