四十九日のお布施の渡し方・タイミングは?

こんにちは。法子です。

四十九日だけでなく葬儀の時もよくお客さんに聞かれるのですが、皆さん気になるのが「お布施の渡し方とタイミング」ですよね。

「これ、そのまま渡せばいいんですよね?」

「まだ渡してないんですが、いつ渡せばいいですか?」

こういう質問は本当に良く頂きます。

お布施を渡すタイミングをはずしてしまうとなかなか渡しづらくなってしまうので、いいタイミングを事前に知っておきましょう。

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四十九日のお布施を渡すタイミングはいつ?

お布施を渡すタイミングは「お寺さんへ挨拶する時」が基本です。

四十九日のお布施は、事前にお寺に持参するのが最も丁寧ですが、当日渡される方もおいです。

法要が始まる前の挨拶の時、もしくは法要後にお渡しします。

※この時、親戚など皆さんの前で渡すのではなく、できれば僧侶控室に挨拶に行ってお渡しするようにしてください。

お寺で法要が執り行われる場合は、お寺の入り口に受付が準備されている場合があり、そこでお布施を受付の方に渡すという場合もあるようです。

ただ、出来れば直接、ご挨拶をしてお布施をお渡しするのがより丁寧と言えるでしょう。

僧侶に挨拶する時に言う言葉は?

事前にご挨拶する場合には、

「本日は○○の四十九日の為に、どうぞ宜しくお願い致します。

または、法要後にお渡しする場合は、

「本日はご丁寧なお勤め有難うございました。

こちらはお気持ちです。どうぞお納めください。」

といった言葉を添えてお渡ししましょう。

これは基本的な挨拶の形ですが、お寺さんに失礼のない言い方で、心を込めて言えば問題ないです。

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四十九日のお布施の渡し方は?

お布施は直接手渡ししたり、床に置いたりせず「小さな黒盆」にのせて渡します。

こういうものを切手盆(祝儀盆ともいう)といいます。

この切手盆というのは金封などを贈る時に使われます。

慶弔両用で使えます。

サイズは大体15×22センチ前後が多いです。

切手盆とはこういうものですね↓

 

慶弔両用なので1つ用意しておくといいかと思います。

このような切手盆にのせて渡すのが理想的ですが、ない場合は普通のお盆にのせて渡すようにします。

お盆などがない場合はふくさにお布施を包んでおき、渡す時に取り出してふくさの上にのせて渡すようにします。

お布施を切手盆にのせて渡す一連の流れ

(1)まず、切手盆を自分の方向からへ向けて置きます。

家紋や絵柄がある場合は自分側の方に来るように切手盆をおきます。

(2)次にお布施を切手盆の上に置きます。この時、お布施の字が自分から読める方向に置きます。

(3)切手盆の右上と左下を持ちます。

(4)時計回りに90度回し、手を上下に持ち替えてさらに90度回し、お寺さんから見て文字が読める向きにします。

(5)お寺さんに挨拶の言葉を添えてお布施を渡す。

(6)お寺さんがお布施をお受け取りになり、切手盆を返されたら受け取ります。

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ふくさを使った渡し方


ふくさを使った渡し方では、まずふくさを開き、ふくさを持ってきた時の元の形に戻します。(長方形)

開いたら自分が読める向きにお布施をふくさの上に置きます。

お寺さんから文字が読める方向に回して、お寺さんにお布施をお渡しします。

ふくさの包み方

ふくさの包み方には弔事用の包み方と慶事用の包み方があります。

弔事は左開き、慶事は右開きになります。

四十九日の法要では弔事用の包み方をします。

ふくさの包み方を図で説明すると以下のようになります。

ふくさの色に決まりはあるの?

お布施を包むときのふくさの色は弔事の場合以下のようなシックな色を使います。

ちなみに紫は弔事でも慶事でも使うことができますので1枚持っておくことをおススメします。

まとめ

本日は四十九日のお布施の渡し方とタイミングについてまとめてみました。

お布施というのはお寺さんへのお礼・寄付といった形で渡すことになるので、法要前・後という決まりは基本的にありません。

(地域としていつ渡すか決まっているところもある可能性があります。)

直接そのまま渡すのは失礼にあたりますので、切手盆・ふくさのどちらかは持っておきたいですね。

一般の参列を考えるとふくさの方が使えるかもしれませんね。

↓こちらも合わせてどうぞ

>>四十九日のお布施袋の書き方は?お札の入れ方もレクチャー!

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