塔婆立ての通販を見ていて人気なのはステンレス製のようですが、なぜステンレスが人気なのでしょうか?
また、ステンレス以外にもアルミや木製、石のものもあります。
当記事では
・材質で考えるとどの素材の塔婆立てが良いのか?
・また、塔婆立てはお墓のどこにおけばいいのか?
・塔婆立ての立て方は?など気になることを調べてみました。
この記事に書かれていること
塔婆立てはステンレス製がいい?材質別メリット・デメリット
塔婆立てはステンレス製が人気なのですが、私も色々な塔婆立てを見てみて、ステンレスが総合的に一番いいなと思います。
では、なぜ?ステンレス製がいいのか?
他の材質のいい点・悪い点についてお話していきます。
ステンレス製塔婆立てのメリット・デメリット
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ステンレスという言葉は英語で「錆びない・さびにくい」という意味を持ちます。
塔婆立てはお墓の周りに建てられることが多く、雨風にさらされますから、錆びないステンレスが材質的にとても適しています。
また、耐食性だけでなく、耐熱性、加工のしやすさ、強度の高さなど、優れた特性も備えています。
重さもあるので、塔婆を立てる材質としてはそういう面でもいいですね。
デメリットとしては材質的に価格がちょっと高めなことです。
アルミ製の塔婆立てのメリット・デメリット
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アルミは皮膜が強くてさびにくいので、外に置いておく塔婆立てには適している位材質と言えるでしょう。
ちょっとしたデメリットと言えば、アルミは金属の中では最も軽く、強度はあまり強くなく、柔らかいので傷がつきやすいです。
こういった部分を考えるとステンレスの方が材質としては適しているのかなと思います。
鉄製の塔婆立てのメリットとデメリットは?
鉄製の塔婆立てのメリットは比較的安いという所ですが、デメリットとしてはさびやすく、壊れやすいということです。
お坊さんが書いているブログを見ていると、鉄製のねじが折れてしまって壊れている塔婆立てがあると書かれていました。
オールステンレス製の塔婆立てなら問題ないようですが、鉄製のねじなどが使われている場合は比較的すぐ壊れやすいようです。
木製の塔婆立てのメリット・デメリット
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木製の塔婆立てのメリットとすれば、見た目が優しいということでしょうか。
塔婆は基本、板塔婆で木製なので見た目になじみやすいです。
しかしながら強度としては比較的弱く、年数がたつと壊れやすいと言えるでしょう。
お墓は他のお家のお墓が横にあることが多いですから、他の家に迷惑がかからないようにしたいと思いますよね。
そうなるとあまり木製の塔婆立ては適していないのかなとは思います。
石製の塔婆立てのメリット・デメリット
石製の塔婆立てのメリットとしては「非常に壊れにくい」という点です。
上でもお坊さんのブログの話をしましたが、その方が金属製の塔婆立ては壊れているものがあったりするが、石製のもので壊れたものは見たことがないとおっしゃっていました。
それだけ石製の塔婆立ては材質的に強いのでしょう。
ただ、デメリットとしては、石はあまり細く加工ができないので、石の塔婆立てではあまり多くの塔婆を立てることができないということがあります。
塔婆を定期的に処分していけば問題ないのですが、塔婆は朽ち果てるまで立てておくべきで、沢山立てておきたいという考えの方には向かないかもしれません。
ただ、もともと塔婆の功徳は1日だけと言われていますので、定期的に処分をしていった方がいいでしょう。
塔婆立てはお墓のどこに立てればいいの?
塔婆はお墓の後ろに立っているイメージの方も多いかもしれませんが、塔婆はどこに立ててもOKです。
自分のお墓の敷地内であれば大丈夫です。
他の方々の立てている場所を見てみると、
・お墓の後ろ
・お墓の横
・お墓の敷地内の端
・墓誌の前
など、本当に様々です。
自分のお墓の敷地内で、立てるといいと思う所に立てるのがベストだと思います。
塔婆立てってどうやって立てればいいの?
塔婆立てにも色々種類があり、墓地に直接差し込むものと、下に石台がついているものがあります。
直接差し込むものは地面に棒を打ち付けなくてはいけませんが、石台付きならそのまま置けます。
豆知識:ブロックを塔婆立て代わりにしているところも!
ブロック塀のブロックを置いて、穴の部分に塔婆を差し込み、塔婆立てとして使っているおうちもあります。
これなら比較的安くつきますし、丈夫さもありますのでいいですね。
塔婆立てにそこまでこだわらないのであればブロックで塔婆立てにするのもいいかもしれません。
まとめ
本日は塔婆立てに適した材質についてお話しました。
塔婆立てをどのようなものにしようか迷っていらっしゃる方は参考にしてみて下さいね。
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