本日は意外と悩みがちな、香典を渡す時の「お悔やみの言葉」についてまとめました。
また、香典を渡すシーンでも、
・通夜、葬儀に参加できないので事前に渡す場合
・通夜、葬儀に受付に渡す場合
・後日、葬家に香典を渡しに行く場合
と、3通りあるので、シーン別にまとめてみました。
通夜前に、事前に香典を渡す時の言葉は?
まずは、どうしてもはずせない用事があって、通夜・葬儀に参列できない場合に、通夜前に香典を渡したい時の言葉についてです。
まずは、香典を渡す時は弔慰の言葉を言います。
弔慰の言葉とは、
・ご愁傷様(ごしゅうしょうさま)
・お気の毒様(おきのどくさま)
のようなものです。
ご愁傷様とは、相手を気の毒に思う気持ちを述べる時に使われる言葉です。
お気の毒様とは、相手の不幸に同情する気持ちを表す時に使われる言葉です。
また、通夜・葬儀に事情があり、参列できない旨も伝えます。
基本的な言葉としては、
「この度はご愁傷様でございました。通夜・葬儀と、どうしても参列できないので、伺わせて頂きました。申し訳ありません。
こちら、心ばかりですが、お納めください。」
と言えばOKです。
勿論、会えばもっと話すことが出てくると思います。
その時に出てきた言葉、飾らない言葉で話せるのなら、それが一番です。
ただ、基本的に話すこととしたら、
・弔慰の言葉を述べる
・通夜、葬儀に参列できないことを伝える
・丁寧な言葉を添えて、香典を渡す
という内容になります。
通夜・葬儀に、受付の人に香典を渡す時の言葉は?
通夜・葬儀に参列する場合は、葬家の方に香典を渡すのではなくて、受付の方に香典を渡すことになります。
その時は、葬家に対してではないので、言葉はそんなに長くなくてOKです。
・「この度は、ご愁傷様でございました。」
・「この度はお気の毒でございました。」
と、短い一文で大丈夫です。
葬儀の後日に香典を葬家に渡しに行く時の言葉は?
通夜・葬儀に参列できず、後日に香典を渡しに行くときもありますね。
そういった時には、
・弔慰の言葉
・通夜、葬儀に参列できなかったことへのお詫びの言葉
・香典を渡す言葉
を述べるようにしましょう。
この時の言葉の例としては、
「この度はご愁傷様でございました。
訃報を知らずに、後ほど聞いたもので、ご参列できずに申し訳ないです。
どうぞお力落としのないように…。
こちら遅くなりましたが、お供えしてください。(香典を渡す)」
「この度はまことにお気の毒様でございました。
どうしても都合がつかずに、伺うのが遅くなってしまいました。
色々と大変ですが、無理なされませんように…
こちら、心ばかりですがお納めください。」
このような言葉をかけるようにしましょう。
まとめ
香典を渡す際の言葉をシーン別にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
事前である場合、または後日である場合は、その理由を述べることが必要になってきます。
あとは、弔慰の言葉と、香典を渡す時に使う言葉ですね。
通夜・葬儀の準備に追われて、葬家も忙しいので、あまり長いしないことも心配りの一つです。
また、この時の言葉ははっきりと言わない(聞き取りにくい)方がいいとされています。
いつも元気な話し方をする方は少しだけトーンを落としてみて下さいね。
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