この前、会社にアリの大群がおりまして、これは何かしら処置しておかないともっとひどくなりそうだったので、
「法子ちゃん、キンチョールでやっちゃって(`・ω・´)b」
と、先輩にキンチョールを手渡され、子分肌の法子は果敢にアリにキンチョールを放ちにゆきました。
ぶしゅーーーーーーっ
ぶしゅーーーーーーーーーーっ
ぶしゅーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!
( ゚Д゚)???
あれ…?
アリ、普通に動いているんですけど?
もう一回かけてもやっぱり、普通に動いてる。
どうやら、アリに普通のキンチョールは効かないという事を、その時に知りました…。
アリをやっつける前に、私がやられてしまう…!!
(先輩に、あまりにキンチョールをかけまくっているので、「何かアリに恨みでもあるのかと思った」と言われました。
…どんな恨み!?爆)
この記事に書かれていること
普通のキンチョールが効かない虫っているの!?
なんだか納得がいかないので、キンチョールの裏面を確認!
効能:
ハエ成虫、蚊成虫、ゴキブリ、ノミ、トコジラミ(ナンキンムシ)、イエダニ、マダニの駆除
↑こんな風に書いてありました。
「アリ」がない…!
私、今までキンチョールは万物の虫に効能があると思っておりました。
昔、ムカデがいた時も時間はかかりましたが、キンチョールで退治することができました。
でも、まさか、あの小さいアリに効かないとは…。
世の中分からないものですね。
アリ専用のキンチョールがある!
金鳥 アリキンチョール300ml
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アリに普通のキンチョールは効かないですが、よくよく調べているとなんと「アリキンチョール」なるものが販売されているのを見つけました!
アリ専用のキンチョール。
ですよね!?アリを退治したい人もいますもんね!?
適用害虫は
クロアリ、アカアリ、アルゼンチンアリ、ハチ、ゲジゲジ、ムカデ、シロアリ、キクイムシ、カメムシ、クモ、ケムシ 等
だそうです。
クロアリだけでなくシロアリにも対応しています。
専用ノズルを使えば木材の隙間や穴にも噴射可能。
特にシロアリって自分が作った小さな穴に出たり入ったりしますからね。
あんまり酷いときりがないそうですが、被害が少ないうちならシロアリにもいいかもしれませんね。
キンチョールっていっぱいあるのね~
アリキンチョールがあるんなら、他の種類のキンチョールもあるんじゃないかと調べてみたら、やっぱりありました!
一覧にしてみると、
キンチョール ハエ・蚊ハンター
クモ用キンチョールジェット
ハチ・アブ用キンチョールジェット
カメムシキンチョール
ムカデキンチョール
コバエキンチョール
こんなに沢山のキンチョールがありました!
ハチとかアブとかは、すぐ効いてくれないと困りますしね><
普通のキンチョールとアリキンチョールって何が違うの?
キンチョールはピレスロイドという有効成分で殺虫する作りになっています。
ピレスロイドは微量でも害虫によく効く特徴があります。
害虫の皮膚や口から体に入り、神経に作用させて麻痺させることで虫を退治します。
害虫には強い効果を発揮しながらも哺乳類や鳥類などの恒温動物の身体に入っても
ピレスロイドは直ぐに分解され短時間で体外へ排出されるという特徴を持っています。
こういったことから「キンチョール」というのは、
虫に強い効果を発揮するけれども、人体には特に影響がなく、
環境に優しい作りになっているようです。
このピレスロイド系でも、
キンチョールはd-T80-フタルスリン、d-T80-レスメトリンを使っており、
アリキンチョールはd-T80フタルスリン、フェノトリンを使っています。
キンチョールのフタルスリン、レスメトリンはピレスロイドの中でも致死率が高い成分で、
アリキンチョールに入っているフェノトリンは即効性が高い成分です。
これを見ていくと、普通のキンチョールは致死率に特化されていて、アリキンチョールはそれに比べて即効性に力を入れているものと言えそうです。
これだけではよく分からないのですが、フェノトリンが入っている方がアリには効くということでしょうか??
とりあえず、キンチョールとアリキンチョールの違いは、入っている成分が違うと言えるでしょう。
まとめ
今回はキンチョールについて調べてみました。
アリにはアリキンチョールを使う必要があるようです。
そして、キンチョールは人体に入っても分解されやすく体に優しいという事が分かりました。
(この前、大量にキンチョールを吸い込んだので心配だったのですが安心しました。)