肌断食は乾燥して逆に悪いんじゃない?という方へ。それ、誤解です!

色々なスキンケア化粧品が世の中にはありますが、そういったものを使わないスキンケアがあります。

それが肌断食。

洗顔は水洗顔、もしくは石けんのみ。

そして化粧水や乳液、美容液は一切つけない!というスキンケア方法になります。

現代では肌に何か塗らないといられないような話がはびこっていますが、スキンケアを一切しなくていいなんてとっても楽チンですよね?

でも、それじゃあ乾燥して肌がカピカピになって大変なことになるのでは!?と、肌断食に不安と疑問をお持ちの方に向けて、本日は記事を書いていきます。

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肌断食は肌が乾燥して老化が進む?

肌の乾燥が老化の原因になるのは確実です。

ただ、肌断食で肌が乾燥するのか?というとNOなので、

肌断食→肌が乾燥する→老化するというのは間違いです。

では、肌断食が肌を乾燥させないっていうのはどういうことか?というと、肌を潤わせるために一番大事なのが表皮がしっかりしていること。

出典元:http://www.brehat-sea.com/hihou/hihou3.html

表皮がしっかりしていれば細菌や紫外線も肌に簡単には入っていかないですし、肌の潤いが簡単に蒸発するという事もありません。

高い化粧水の高保湿の成分だって、この「表皮」の「潤いを保つ力」には足元にも及ばないのです。

だから、化粧水や美容液に頼るんじゃなくって、表皮をしっかりさせて潤う肌を作りましょうよっていう取り組みが肌断食なんです。

スキンケアを頑張れば頑張るほど、この大切な表皮をボロボロにしたり、剥がしすぎたりしてしまっています。

だから肌が荒れて、結局乾燥して、老化も進む。

表皮の細胞をしっかりさせて潤いを保てる肌にし、むしろ若返って見えるようにしようと私は肌断食を行っています。

肌断食すると初めは肌がボロボロになる

私は肌断食を始めて現在2か月くらいになりますが、すこぶる肌の調子はいいです。(ニキビ跡はまだあります。)

今は赤ニキビもなかなかできず、白ニキビも減ってきました。

しかし、肌断食を始めたばかりの時は肌が荒れて荒れて大変でした。

赤ニキビもじゃんじゃんできるし、粉もふくし、一瞬化粧水をつけようかと心が揺らぎました。

ただ、今までどれだけ高い化粧品を付けようが肌荒れし続けたこともあり、どっちみち肌荒れは一緒だなと思って肌断食の方を選ぶことができました。

肌断食の本にも初めは肌が荒れるって書いてあったし。

それで、赤ニキビが出来ても気にしないと心で呟き続け(接客業なので正直辛かったですが)、1ヶ月半くらいたった頃には大分肌荒れも落ち着いてきました。

肌断食すると肌が一時的に荒れる理由は?

スキンケアをしすぎた肌は、表皮が剥がれすぎていることが多く、水分を保つ力が弱いです。

保湿力が弱ってしまった肌を守るために、保湿力の高いスキンケア化粧品を塗って肌を潤わせていたのに、それを肌断食によってしなくなれば細菌も入りやすいし、紫外線も入りやすい。

だから、肌断食を始めたばかりの頃は肌が荒れやすいのです。

しかし、肌断食を始め、表皮を培養させていけば、肌は自然と肌荒れしづらくなっていきます。

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肌断食を始めてどれくらいで効果が出てくるのか?

表皮がしっかりと水分を保てるくらい培養されたら(育ったら)肌荒れは改善してきますし肌も元気になってきます。

では、その表皮がしっかりするまでの期間は?というと、ターンオーバーが1~2回入れ替わったくらいです。

一般的に表皮は28日間かけて上に登っていき、垢となって剥がれて新しい皮膚に生まれ変わると言われています。

ただ、このターンオーバー(新陳代謝)の周期は人によって、また、年代によって違います。

28日という周期は20代の頃の周期と言われており、40代くらいでは60日くらいかかると言われており、60代以上では90日以上かかることもあるそうです。

逆に10代だったら20日くらいで入れ替わったりと周期が短くなります。

私は1ヶ月半くらいで赤ニキビができにくくなった実感を得られたので、1回ターンオーバーが終わって少ししたくらいでしょうか。(現在一応ギリギリ20代です。)

だから、年齢が上がるにつれて肌断食の効果を感じるまでの期間は長くなってしまうとも言えます。

1か月半でも長く感じましたが、1度効果が実感しだすと、本当に感動します。

スキンケア代も全然かかりませんしね。

是非頑張って頂きたいと思います。

どうしても乾燥が気になる場合はワセリンを使う

肌断食をして、化粧水も乳液も美容液もつけないでいると、始めたばかりの頃は本当に乾燥して痛かったりと辛いこともあるかと思います。

そういう場合は宇津木式スキンケアで提唱されているように、ワセリンで肌を保護するようにしましょう。

ワセリンは肌の水分の蒸発を防ぎ、また、肌に染み込みづらい(ワセリンが)という性質を持っていますので、肌に影響が少ないのですね。

宇津木式スキンケアでは日本薬局方の白色ワセリンが良いと紹介されています。

>>日本薬局方 白色ワセリンの詳細はこちら

ワセリンの使う量も大切で、綿棒で米粒くらいのワセリンを手に取り、伸ばし、それを両手のひらでそっと肌につけます。

ワセリンはテカテカするほど塗るものではなく、本当に皮脂と同じようなぐらいを付けるくらいでいいそうです。

何万年もかけて作られた私たちの肌組織が分泌するくらいの脂の量でいいっていうのは理に適っているように思います。

ワセリンはつけすぎ厳禁!!と覚えておきましょう。

まとめ

肌断食で乾燥して老化するというのは大きな誤解です。

どれだけ高価な化粧品も何万年もかけて作りだされた生物の保湿構造にはかないません。

それを育てて潤う肌を作るために肌断食を行うのです。

始めは肌荒れしたり、シワが目立つように感じるかもしれませんが、表皮細胞が増えていくと段々と肌が盛り上がり、キメの整った肌になっていくことでしょう^^

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