能登のキリコ祭りでも一番初めに開催されるのが能登町の「あばれ祭」です。
普通は壊れるのが心配される神輿ですが、あばれ祭では原型がなくなるほど壊されるという、能登の伝統的で勇壮なお祭りです。
キリコが激しく練り歩くさまも荒々しく、多くの人が魅了されるあばれ祭。
今回は、2017年のあばれ祭の日程や駐車場・交通アクセス・見どころ・スケジュールなどをまとめましたので、あばれ祭に訪れる方は参考にしてくださいね!
この記事に書かれていること
あばれ祭2017の日程は?
あばれ祭は毎年、7月の第1金・土曜日に行われます。
このことから、2017年のあばれ祭の日程は7月7日・7月8日です。
開催場所は「能登町宇出津・八坂神社」を中心に行われます。
あばれ祭りの臨時駐車場まとめ
あばれ祭りの時には3ヶ所、臨時駐車場が設けられますのでご紹介いたします。
①遠島山公園駐車場
所在地:石川県鳳珠郡能登町宇出津山分
TEL:0768-62-1503
②宇出津新港臨時駐車場
③石川県漁協能都支所横臨時駐車場
所在地:石川県鳳珠郡能登町字宇出津ク−208−4
TEL:0768-62-1321
あばれ祭りの交通アクセスを調べてみた!
あばれ祭りは能登町の宇出津で行われます。
能登町役場の近くなのですが、そこまでの交通アクセスを色々と調べてみました。
車で来る場合
能越自動車道のと里山空港ICを降りて車で約25分で着きます。
上に駐車場の住所をご紹介してありますので、ナビの設定は住所・もしくは電話番号・名称を打ち込んでください。
そうすれば、迷うことなく着きます。
また、能登町役場の近くでもありますので、道路標識を見ながら来ても分かりやすいと思います。
(道路標識は役場までの距離を表示しているため)
飛行機を使った場合
能登空港に降りた場合は、ふるさとタクシー(低料金の乗合タクシーのこと。予約が必ず必要)で宇出津へ行くと便利です。
空港からは約30分かかります。
バスを使う場合
金沢駅から北鉄奥能登バス運行の特急バスが出ています。
表示は「飯田車庫行き」で、「宇出津駅前バス停」で下車します。
もしくは「珠洲鉢ヶ崎行き」のバスで「柳田上町(かんまち)バス停」下車し、別位置にある「上町バス停」から「宇出津駅前行き路線バス」で「宇出津駅前バス停(終点)」を下車します。
鉄道とバスを使う場合
金沢駅からJR七尾線で七尾駅(または和倉温泉駅)で降ります。
七尾駅(または和倉温泉駅)で、「のと鉄道七尾線」に乗り継ぎ、終点の「穴水駅」を下車します。
穴水駅前から北鉄奥能登バスの路線バス(宇出津駅前行き、珠洲鉢ヶ崎行き、飯田車庫行きのどれか)に乗ります。約1時間で宇出津につきます。
あばれ祭りってどんなお祭り?
あばれ祭は「石川県無形民俗文化財」となっている極めて勇壮な祭りで、7月のはじめに行われるので、この祭りを皮切りに能登のあちこちでキリコ祭りが始まります。
あばれ祭りが始まったのは350年前。
当時流行り病が流行したことから、京都の祇園社から牛頭天皇を招いて盛大な祭礼を始めました。
祭礼を始めたところ、神霊と化した青蜂が病にかかった人々を救ったと言います。
喜んだ人々はキリコを担いで八坂神社へ詣でたのが、この祭りの始まりとされています。
高さ7m、約40本のキリコが大松明の火の粉が降る周りを乱舞し、3日目には2基の神輿を海や川に投げ入れ暴れるという、「あばれ祭」という名前がぴったりと当てはまる勇壮な祭りです
。
あばれ祭の見どころと2日間のスケジュール
あばれ祭の見どころ① キリコの大松明乱舞
1日目の夜(午後9時ごろ~)、いやさか広場に大小合わせて約40本のキリコが勢ぞろいします。
キリコは太鼓や鉦を鳴らしながら、大きな松明の周りをあばれまわるように練って周ります。
火の粉を浴びても、練って練って練り廻ります。
祭りの賑わいが最高潮に達する「キリコの大松明乱舞」はあばれ祭の1日目の1番の見どころです。
あばれ祭の見どころ②あばれ神輿
翌日の昼、町内の渡御を終えた神輿は、海の中や置き松明の火の中に入れられます。
夜になると激しさはさらに増し、神輿は原型がなくなるまで壊されます。
あばれ祭のキリコ・神輿が暴れまわるさまは極めて勇壮で荒々しいことで有名で、人気があります。
あばれ祭のスケジュールと地図
出典元:http://www.notocho.jp/event/621/
能登町観光ガイドにあばれ祭運行表が載っていましたので転載させて頂きます。
運行表を見ながら、現在のキリコ・神輿がどこにいるのかを判断して移動してくださいね^^
まとめ
荒々しく勇壮なあばれ祭、どちらも夜9時以降に盛り上がってきますので、夜に行くのがおすすめです。
是非、能登の伝統的な「あばれ祭」を楽しんできてくださいね^^