と、みんな決まっている服装だから安心だけれど、意外と悩むのが初盆などの法事の服装ですね。
初盆の服装は、基本的には喪服か平服で参加が一般的です。
平服っていうのは簡単に言うと「地味めの服」っていう事になります。
上着も特に着なくて、半袖シャツでもOKという所も多いです。(地域や家にもよります。)
ただ、そこで気になってくるのがネクタイ。
お葬式の時は光沢のない黒無地のネクタイでしたが、初盆でもそこまでかしこまっていくべきなのでしょうか?
など、多くの男性が抱える初盆のネクタイの疑問をこの記事では解消できるようにまとめてみました。
この記事に書かれていること
初盆のネクタイの色や柄は?
初盆のネクタイは主催者側から喪服の指定があれば絶対黒です。
平服でもOKと言われても、やはりネクタイは皆さん黒無地をされる方が多いようです。
Yahoo!知恵袋などで調べてみても分かるかと思いますが、「ネクタイは黒!(゚д゚)」とほとんどの方が答えています。
本当はダークカラーのネクタイであればOKという考え方もあるのですが、周りの年配の方が黒が基本だと考えている中で、違う色のネクタイをしていって厳しく見られるのは避けたいですよね。
紳士服売り場などでは黒の折り込み模様や刺繍の入ったネクタイも法事用として売られていたりもしますが、やはり無難なのは「光沢のない黒無地のネクタイ」と言えるでしょう。
仏事の基本は「故人を偲ぶ」ことです。
シンプルが一番周りにも受け入れられやすいでしょう。
初盆の際のネクタイの結び方
ネクタイの結び方も最近では色々とあるようですが、最もベーシックな結び方はプレーンノットというものです。
結び目が小さく、全体がスッキリしたらラインになる結び方です。
このプレーンノットは年齢層関係なくよくされる結び方です。
最近の若い人はウィンザーノットという結び目が大きくなる結び方をよくしており、全体で見ると逆三角形に見えます。
他にもセミウィンザーノットという、ウィンザーノットよりも結び目が小さくなる結び方や、細身のネクタイ専用のダブルノットという結び方もあります。
ただ、この中で一番法事にふさわしいのはやはりシンプルなプレーンノットと言えるでしょう。
YouTubeにプレーンノットの結び方の動画がありましたので、プレーンノットの結び方が分からない!という方はチェックしてみて下さい^^
なお、ネクタイを結ぶときに「結び目の下のくぼみ(ディンプル)」を作ることは仏事にはあまり好ましくありません。
このディンプルがあると立体的で華やかに見えますが、こういった華やかさは仏事には必要ありません。
故人を偲ぶことを第一に考える仏事ですから、シンプルが基本だとおさえておきましょう。
ネクタイピンはしてもいいの?
シンプルが基本で華やかなことは控えることが多い仏事ですので、派手なネクタイピンや金色の時計などは避けたほうがいいでしょう。
ネクタイピンをしたらネクタイが垂れ下がらないですし、キレイに見えるのですが、ここは控えるようにしましょう。
まとめ
初盆でのネクタイもお葬式の時と同じで基本的には「光沢のない黒無地」が無難です。
ネクタイピンや派手な時計なども初盆のお参りの間は控えるようにしてください。
尚、法事というのは地域によって服装の決まりが全然違うという事もこの際に知っておいてください。
喪服・平服でのお参りが全国的に見て多いですが、中には私服でOKという所もあります。
そういう所に平服で行ったら逆に浮いてしまう…という事態も考えられますので、
とやんわりと聞いてみるのがベストです。
基本は抑えながら、「その地域の方に聞いてみる」という事を大切にしてくださいね^^