怒りのコントロールは「自分は悲しんでいる」と気づくことが一歩目

こんにちは。最近めっきり人に対してイライラしたり、怒ることがなくなりました、法子です。

昔は「何でこんなこともできないの!?何でそんなこと言うの!?キイイイィィィィ‐‐‐<(`^´)>」とかなっていたけれど、今はなにか嫌なことがあっても怒ることは基本ないです。

もちろん日々色々なことがあって、普通なら怒るような出来事もあったりするんですが、その時に

「あれ?自分なんかイライラしているな。ああ、あの言葉や行動が、『自分が大切にされていないように感じて』悲しいんだな。」

ってことを考えるようになっているから、心の底から人を許せない!とか、あいつムカつく!って思うことがないんですね。

怒りが簡単におさまるようになった理由は「自分の悲しいという感情に素直になった」からです。

そう、人は怒りを感じる前に必ず「悲しい」って思っているんです。

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自分が怒りを感じる場面を思い出して、本当の自分の感情を感じる

例えば、人に無視されたり、ちょっとした間違えを注意されたりした時、相手に必要以上にひどい言い方をされたりした時に怒りを感じることはありませんか?

人が失敗を侵して、その失敗にイラついたり、モタモタしているのを見てイライラすることはありませんか?

その怒りやイライラした感情の前にある「自分の感情」にまずは焦点を当ててみること。

そうすると、怒り大爆発!!なんて大変な事態はなくなります。

無視されたり、間違えを注意されて怒りを感じるのは、その前に「自分が大切にされていないと感じて悲しい」から。

人がミスを侵して、その失敗にイラつくのは、自分の立場にも影響があるから。

モタモタしているのを見てイライラするのは、昔自分がモタモタしていて人に怒られ、嫌な思いをしたから、モタモタしているのに怒られていないその人を見ていてイライラするのかもしれません。

どうでしょうか?意外と普段の自分に当てはまっていること、ありませんか?

すべて自分の悲しみや、過去の悲しみが原因になっている。

私はこれに気付いた時、衝撃でした。

アンガーコントロールは難しい

怒りをコントロールする方法として有名な方法でアンガーコントロールというものが世に出回っていますね。

私もアンガ-コントロールについて読ませていただきましたが、ちょっと難しいかなという印象です。

私が上で言ってる事とアンガーコントロールっていうのは基本的に一緒なことを言っています。

・怒りは第2次感情で、その前の第1次感情では「悲しい」とか「寂しい」とかそういう気持ちがあることを知るとか、

・怒りを感じる人の人格でも何個かのタイプがあるとか、

詳しい怒りのコントロール方法について述べられているんですが、正直気を付ける点が多すぎて頭に入りきらないというか。

もっとシンプルでいいんじゃないのかなって思うのが私の気持ちなんです。

じゃあもっとシンプルにどうすればいいかっていうと「自分は怒ってるんじゃなくて、悲しんでるんだと気づくだけ」でいいと思うんですね。

これに対して私は怒りを感じている、イライラしているけれども私はその分何かに傷ついているっていうことに気づくだけでいいんです。

・これを言われて悔しかったんだ。

・私、無価値だと言われてるようで悲しかったんだ。

・必要ないって言われているように感じたから悲しくて仕方なかったんだ。

って。

その悲しい気持ちが強い分だけ怒りが強いんだって。

それに気づくだけでいいんです。

でもその「悲しさ」を与えてくる相手にも問題があって、もっと優しい言い方もできるし、もっと優しい態度で言うことも出来るはずなんですね。

だから優しい対応ができない相手にも問題があるんだ、ということも理解しておいて欲しいですね。

自分だけでなく相手の言い方や態度の表し方にも問題があるんだと。

それで、自分も悪いし、相手も悪いって言うことを頭に入れておけばそんなに落ち込まなくてもいいと思うんですね。

(自分だけを責めすぎる方もいらっしゃると思うので)

だから、私の怒りのコントロールのステップとしては

1、まずは自分は怒りを感じているのではなくて、すごい悲しんでいるんだって理解する

2、自分も悪いし、相手も悪い(もっと違う言い方や表現ができたはず。)ということを理解する

ただ単にそれを考えると言うだけなんですね。

アンガーコントロールは詳しく勉強すればとてもためになるものなのかもしれませんが、そんな難しい話にしなくても、自分の感情に向き合って、現実を正しく理解すればいいだけかなと正直思います。

これをすれば大体怒りっていうのはコントロールできると思います。体験談ですが。

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私が自分の悲しみに気づけた理由

この私流の怒りをコントロールする方法ですが、じゃあなぜこの考えにたどり着いたかと言うと、斉藤1人さんの「地球が天国になる話」という本から気づけたことなんですね。

 

で、それはCD付きなんですが、私はある時期ずっと斉藤1人さんのそのCDを何回も何回も聞いていた時期があります。

この本で学べるのは自分の苦しみは自分の心がすねていることで起こっているという事ですね。

天国言葉とか(うれしい、楽しい、幸せ、許します…など)そういうのも学べるんですが、私がそのCDで1番印象に残っているのは人は怒る前に悲しいって感じているっていうことがわかったことでした。

私はこれのおかげで本当に人に対して怒るっていう事はなくなりました。

子供に対してどうしても分かって欲しいからって演技で怒っているフリとか、叱る時に強めに言ったりとかそういう事はしていますが、基本的に感情的になって当たり散らすとか怒って自分の感情がコントロールできないだとかそういう事は無いですね。

通勤中に音声が聞けるのでこの本はとても参考になるし、ぜひいろんな方に聞いてほしいですね。

やっぱり文章で読むのと音声で聞くのっていうのは入って行き方が全然違うので、できればCDを聴いていただきたいと思います。

まとめ

ここまで怒りのコントロールの仕方について語ってきましたが、正直、人は怒ってもいいと思うんですよ。

ただ怒った後に、その後関係が壊れてしまったりするのは生きにくいのかなと正直思います。

私は今では、怒って感情的になっている人を冷静に見ているし、その人もそれだけ怒りを感じているっていうのはそれだけ悲しんでいる人だっていうことなのでむしろかわいそうな人だなと思って見ています。

だから別に怒っても何してもいいのですけど、その分周りの人は離れていきやすいですよ、と。

怒っている人よりは穏やかに話してくれる人の方が一緒にいたいなと皆思うと思います。

どう生きてもいいしそれは自分の考え方次第なので、怒ることで人が言うことを聞いて、それで人生が成り立っている人もいるし、「怒り」の使い方っていうのはその人次第なんですね。

だから何でもいいと思うのですけど、もし自分が怒るのは嫌だと思っているのであれば、怒らない方法を自分で体得するようにしたほうがいいです。

生活している中(仕事で接する方とか、集まりに参加した時とか)で怒る人が結構多いので、今回はこんな記事を書かせていただきました。

怒らないようにするステップとしては

1、イライラや怒りの感情はその前に悲しみがあるっていうことを理解すること

2、自分も悪いし、相手も悪いと現実を見る

というステップになります。

このステップを何度も訓練していると、怒りを感じるのが少なくなってきますのでぜひ試してみてくださいね^^

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